2011年3月16日水曜日

HERO

お気に入りの歌詞があります。

「たとえば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ」
ミスチルのHEROより

曲の最初がこれです。
自分の弱さを主張する歌詞、大好きです。

ちなみに、私の命で世界が救えるのなら喜んでどうぞ。くれてやる!

話題になっている"買いだめ"はそんなに批判をうけるほど「みっともない」のかな。 
更なる事態を想定して、準備しておこうということに対して。 

誰しも思ってしまうことだし、そんなに悪く言われるようなことなんだろうか。 

東北では生活用品に困っているという現実を知った上で、「冷静に」と言われても、きっと冷静にはなれないだろうな。 

買うことで今までと同じ生活が持続できるんであれば、買いだめしよう思ってしまう。 

あっという間に物がなくなってしまいそうと思ったら怖くなって、買っておかなくては!という気持ちになる。 

自分の身を守ることは、みっともないと言われるほどのことなんだろうか。 
自分の態勢が整っていなければ、人に優しくすることも疎かになってしまう。 
また、誰しも不安定な状況から打破したいと思う。 

今のこの状況で、他人を悪く言えるんだろうか。
 そもそも過去も今も私はえらくない。 
こんな状況の中で、こうすべきと言えるほどではない。
今までの人生で汚いこともしてしまった。
自分だけでも!と思ってしまったことはある。あるある。 

買いだめする人に対して、批判しづらいし、賛成はよりしづらい。 
なんとも言いづらい。 
こうしたほうがいいという程度。 
胸を張ってとやかく言えない。 

こんな意見をWeb上でみたことはないので、この考えは周りからみたらどうだろうと思われる意見だろうな、と思いながら母親と議論していました。 


福岡では普通通りに食べて、電気をつかって、会社に出勤してます。  

少し前に思っていたことが、今は現実になっていて、 一日一日に感謝する人が増えてよかったなと思ってます。 
今は、私が被災者の立場だったらこうしてほしいと思うことをやってます。 
だから買い物したり、映画みたり、飲みにいったりしています。

あゆみ(福岡のスティール・ドラムチーム「パン・ソニフク」テナーパン担当)

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